ハイブリッドネットの新たな可能性
「カバーリングネット」は無結節網を構成する素線に芯鞘構造のカバードヤーンを使用することにより、無結節網地に様々な可能性を付与することが可能となった全く新しいネットです。
カバードヤーンとは?
芯糸に鞘糸を巻き付ける方法で作られた撚糸。芯糸に撚りが入らないため、芯糸の強度が撚りによって低下することがありません。仕組みとしてはワイヤーロープの構成とよく似ています。
カバーリングネットの特徴
〇細径化
強度利用率が高いので、同強度の汎用ネットよりも35% 以上の細線径化が実現。
〇単色化
芯糸を原着糸で包み込むのでハイブリッドネットの単色化に成功。
〇高耐摩耗性
一番強い繊維が芯にあるので耐摩耗性向上。
〇高耐候性
芯糸に紫外線や風雨の影響が届きにくく、耐候性が向上。
品番 | 材質 | 構成 | 線径 | 目合い | 色調 |
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CV-1.1 | 芯:超高分子ポリエチレン 鞘:ポリエステル | 芯:1760T/2本 鞘:470T/8本 | 1.1㎜ | 25㎜/40㎜ | グリーン |
CV-1.5 | 芯:超高分子ポリエチレン 鞘:ポリエステル | 芯:1760T/2本 鞘:1100T/8本 | 1.5㎜ | 25㎜/40㎜ | グリーン ブラウン |